会長あいさつ

会長あいさつ

令和8年度 あいさつ

 ごあいさつ

 日頃から全事研活動に対しまして、御支援・御協力をいただきまして、誠にありがとうございます。7月29日の総会で御承認いただき、引き続き会長を務めることとなりました、前田雄仁です。本年度もどうぞよろしくお願いいたします。

 会長として務め、早くも3年が経ちました。この“3年”は多くの慣用句で使われています。「石の上にも三年」、「桃栗三年柿八年」、「商い三年」、「三年飛ばず鳴かず」などのように、継続、辛抱、成長の時間を象徴する表現として使われているのです。それは、一つのことを身に付ける目安の期間や、結果が見え始めるまでの最低限の時間とも捉えられます。もちろん、全事研本部は私一人で運営しているものではなく、私の会長職を基準に成果を計るなどおこがましいかぎりではありますが、会員の皆様の思いを担う本部として、また、会長として、この1年間も確かな成果をお示しできるように尽力してまいります。

 さて、昨年度まで全事研人材育成指標モデルの策定を進めてまいりまして、総会にて御承認いただきました。人材育成指標は、本来であれば任命権者が策定するものですが、私たち事務職員はこれまでも自らに関する規則や規程の策定に主体的に関わってきました。それに加え、今回は事務職員だけの議論に終始せず、外部の関係団体や有識者から構成されるアドバイザリーボードにおいて協議をいただくとともに、パブリックコメントなどを通して事務職員に限定しない幅広い御意見を受けて策定いたしました。そのことにより、現場での経験に基づく感覚や、制度や客観的な視点、さらに全体を見渡す俯瞰的な視野をも踏まえたモデルになっているものと自負しております。本モデルが広く活用され、全国の事務職員の人材育成が図られるとともに、一人一人の事務職員が誇りをもって学校運営に主体的・創造的に参画していくための確かな一歩となることを期待しております。

 ところで、本年4月には、「公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律」が施行され、「複数の共同学校事務室を設置する市町村の数につき1人の事務職員を算定する基準を新設すること」となりました。その施行に係る通知においては、当該事務職員が複数の共同学校事務室を統括する役割を担うことが期待されています。そして、これまでと同様に、学校の事務機能の更なる充実のため、共同学校事務室設置の促進や事務職員の体制の充実が謳われているところです。

 今、学校のマネジメント機能を高めるため、働き方改革を進めるために事務職員への期待は大きく、注目されています。その期待に応えるべく、そして何よりも、子どもの豊かな育ちの実現に向けて、本年度も邁進してまいります。引き続き、御支援・御協力をどうぞよろしくお願いいたします。

 

全国公立小中学校事務職員研究会 会長 前田雄仁